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信用情報と携帯電話の関係。時効の手続きをしたら?

時の首相が「国民の財産の電波の提供を受け、携帯電話の大手三社が約9割の寡占状態を長年にわたり維持して、世界でも高い料金で利益を上げ続けている。」と就任時に改善を総務大臣に指示して、何かと話題の携帯料金ですが、確かに生活費に占める割合が多くなっている方が多数いるのも事実です。

今回は料金を長期間滞納した場合、時効手続き後の契約及び他への影響についてお話します。

携帯電話料金が信用情報に記載される時は?

まず、携帯電話を購入する際は、機種代金を月々分割で月額の基本料金等と一緒に支払している方がほとんどです。この機種代金を分割で支払っている情報が「信用情報」に記載をされています。

したがって、機種代金を一括で購入あるいはSIMカードのみの契約の場合は「信用情報」には記載されません。(もっとも、月々の料金をクレジットカードで支払っていれば、そのクレジットカードの支払情報は記載されます。)

この「信用情報」に記載される情報について延滞をしてしまうと「事故情報」が記載されて、いわゆる「ブラックリスト」という状態になります。

時効の手続き後は??

携帯電話料金に関しては、「サービスのご案内」の項目でも触れておりますが、延滞をしても現在請求を受けていらっしゃらない方がほとんどです。(もっとも債権回収株式会社、弁護士事務所の対応案件に関しては、決まったスパンでお手紙等を受け取っているようですが...)そのため、クレジットカードやローンの審査であったり、携帯会社を変える時に初めて気づいて、当事務所にご連絡していただくケースが非常に多いです。

時効の手続をしていただき、成立後は料金の支払義務はなくなります。信用情報に関しても完済したのと同じ状態となり、他の人が見ても「時効で処理した」とはわからないようになっています。

但し、携帯電話の契約やクレジットカード並びにローンに関しては注意が必要です。

時効後の携帯電話の契約は???

まず、時効手続をした会社であっても、ほとんどの場合で契約自体はできます。(例外はあります)しかし、多くの場合で条件を付けられることがほとんどです。機種代金の分割契約はできない、あるいは預り金を収める等になります。

但し、時効手続きをした会社に限りますので、大手キャリアは3社ありますが、その中の1社を時効で処理をしたとしましても、他社ではわかりません。

したがって、1社もしくは2社を時効で処理したとしましても、残りの会社では全く契約に支障はないという事になります。

もしキャリア3社とも滞納している場合は場合は、時効手続後、その会社以外で契約する(格安SIMの会社等)もしくは1社のみ支払って残りは時効手続をするなどの工夫が必要かと思います。

クレジットカードやローン契約の審査は????

まず、初めに断っておきますが、すべては審査ですので、信用情報に問題があるからという理由で審査が通らないわけではありません。あくまで、審査の中の一つの事由です。但しほとんどの企業が、形式的、画一的なこの情報を一番重視をしているだけです。(別に書きますが、絶対通らないといわれている住宅ローンにおいても、他の事情で審査が通るケースもあるようです。)

本題ですが、クレジットカードに関しても、ローン契約に関しましても時効後の信用情報によります。

JICCは時効後すぐあるいは最長でも1年が経過すれば情報は削除されます。(1年というのはJICCは延滞解消の情報が時効手続き後に記載される場合は、その情報が「当該事実の発生から1年を超えない期間」残るためです)

CICは返済状況に「異動」が記載されている場合は時効手続後5年間は記録が残ります。(別に書いておりますが、この「異動」もどういうわけか記載がないケースもあります。その場合は時効の手続きをした場合は残す情報が無い為、情報は削除されます)

最近一部の事務所様で「信用情報を削除します」と記載がある場合がありますが、通常であればJICCは時効の手続きをすれば削除され、CICは当事務所がCICに確認した内容では「残高が0、終了状況が完了、その情報が5年後に消える」という事でした。(但し、当事務所が行った案件でも一部の業者及び一部の特定の状況では削除されているケースもありました。したがって、絶対に削除できないと言い切ることはできないですが、逆に削除できると伝えることは当事務所ではいたしません。

2021年1月段階、様々な内容で事あるごとに金融業者、携帯会社にお伺い(時効の遡及効、個人情報の保護に関する法律からの趣旨)してきましたが、基本的にCICの回答と同じではありました。(但し新法以降に発生した債権に関しては商法522条や短期消滅時効による物ではなくなるため、個人的には削除の可能性があるのかと思っております。)

結論としては、CICに「異動」の情報が残っていれば、審査にマイナスになり、「グレー」な状態である。それがなければ信用情報上のマイナスがない、皆さんがおっしゃる「ブラックリスト」ではない、削除、回復した状態であるという事になります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。最近、様々なご相談者様から「過去の記憶の無い携帯電話の延滞で審査が通らない」「未成年の時に、親が自分(ご相談者本人)の名義で作成した携帯電話料金が払われておらずに審査が通らない」という相談が増えておりましたので、その疑問にお答えする内容を書いてみました。

悩まれるよりも専門家等に相談された方が良い場合もあると思います。当記事がお役に立てれば幸いです。

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