アイアール債権回収株式会社とはアコム株式会社（アコム）の子会社であり、アコムが三菱ＵＦＪグループですので、アコムを含め、三菱ＵＦＪグループからアコムを介して、移ってきている債権の取り扱いがアイアール債権回収は多いです。ただ、この方も含めてですが、別のカード会社や銀行の保証業務を行っていることもあります。この方は当初銀行でお借入れをしており、それが保証会社を経由して、アイアール債権回収に移ってきているようです。

約15年間放置しており、この度アイアール債権回収より「特別和解案」という書面が送られてきたとのこと。（横画像参照）手元に書面があるとのことでしたので、拝見しましたところ残金総額の50％の入金というものだったため、減額がされており、それをアイアールに支払うべきなのかと悩み、当所にご連絡をいただきました。確かに減額はされていましたが、減額を提案してくるぐらいですので時効になっている可能性がかなり高い（和解提案額が元金以下）ので、アイアールに対し時効援用手続きで処理すべきとアドバイスさせていただきました。

ご本人様に確認すると約15年の間

• アイアール債権回収に支払っていない
• アイアール債権回収と話していない
• 裁判所から書面が来たことはない。当然裁判をされた記憶もない

というお話でございましたので、時効援用できる可能性が高いとご説明し、消滅時効援用書面を内容証明郵便で送達、２週間後にはご本人様のもとに債務不存在証明書等の書面が到達し、無事時効が成功いたしました。