アコム（株）は三菱UFJフィナンシャル・グループに属する貸金業者になります。

ｍａｓｔｅｒｃａｒｄのプリンシパルメンバーでもあり、クレジットカード「アコムマスターカード」を発行していおり、マスターカードが直接ライセンスを与えている日本唯一の消費者金融の会社です。

ＣＭ等でとても知名度がある会社ではありますが、当事務所のデータでも、アコムに関しましては比較的時効で処理できるケースの多い業者となります。今回のＯさんも平成１６年から支払っておらず、つい最近住民票を動かしたところ、アコムから書面が来るようになったとのことでした。延滞金を含めると約５００万ほどの金額であり、とても支払える金額ではないとのことで相談があり、様々な手段を説明（弁護士等による債務整理、当事務所でお受けするのであれば消滅時効援用）をご説明した上で、と「最も費用が少なく結果がすぐわかるので」と当所でアコムの時効援用業務をすることを選ばれました。

すぐにご契約をいただきまして、時効援用通知作成し内容証明郵便送付いたしました。アコム側の受領後、翌日付の郵便物でアコム側から「ご連絡のお願い」という書面が届きました。これは当事務所の内容証明の内容が「結果を書面にて教えてください」という内容の文章の為、返還書類（原契約書等）がない場合はアコム側が債務不存在証明書を送りたくない？？ので口頭でもよいか確認したいために送っているようです。（すべてのケースではありません、アコムはしっかり債務不存在確認証明書を送ってくれる事が多いです）Ｏさんが口頭でも問題ないとのことでしたので、アコム側に書面の請求はせず、無事時効で処理となりました。約５００万の債務があり、破産も検討しておりましたので、大変喜んでいただけました。

​アコムから送ってくる書面はこの「ご連絡のお願い」のほかに「催告書」「取り扱い部署変更のお知らせ」等があります。

今回、上記のように最終口頭の確認でしたが、アコムに限らず全く書面も送ってこず、無回答の場合もあります。その場合は信用情報を取得して確認することもおススメしております。当所では、時効援用をしていただいたお客様に関しましては実費のみで信用情報の取得をお手伝いさせていただいております。Ｏさんも当所で信用情報を再度お取りさせていただきまして確認いたしました。

※ポイント※

金額が高額であっても、必ずしも訴訟など裁判所の手続きを取られているとは限りません。相手方にご自身で連絡を取る前に、専門家に相談をお勧めします。